お知らせNews

トーゴ共和国ソコデ市バイパス道路建設計画の起工式が、2025年1月16日に大統領主催で盛大に執り行われました。トーゴ側より、フォール・ニャシンべ大統領、ヴィク・トメガ・ドグぺ首相、ブライミ・カンピティ公共事業省大臣代理、日本側から迫田大使代理、若林JICAコートジボワール事務所長が出席されました。

ブライミ・カンピティ大臣代理から日本政府への感謝と共にコンサルタント（片平エンジニアリング・インターナショナル）及び請負業者（大日本土木）への感謝が述べられ、若林所長より、トーゴとサブリージョン全体の経済成長に貢献する持続可能な物流回廊を構築するため、このバイパスの建設と道路整備能力の強化がより相乗効果を発揮することを期待するとのスピーチがありました。

本事業は、トーゴ回廊全体の効率化を通じて、トーゴ共和国及び内陸国の経済活動の活性化に寄与するもので、SDGsゴール3（すべての人に健康と福祉を）、ゴール9（産業と技術革新の基礎をつくろう）及びゴール13（気候変動に具体的な対策を）に貢献します。
本事業は、バイパス道路 約12.7km（片側1車線道路。起点部（国道1号接続部）～国道17号接続部まで）の新設を行うものである。
工期：2023年12月19日～2027年10月31日

JICAトーゴ向け無償資金協力贈与契約の締結：バイパス建設によりトーゴ回廊の円滑な交通を実現

事業位置図

完成予想図（起点部、国道1号線取付）

完成予想図（終点部、17号交差）