キャリア採用者
インタビュー
Career Interview

Profile

石井 充Mitsuru Ishii

2018年4月入社
施工計画 施工監理

入社のきっかけ

大学卒業後に入社した建設会社で15年間日本の都市土木に携わったのち、突然のシンガポール地下鉄工事への赴任命令に従いシンガポールへ着任しました。
全く英語が喋れなかったため当初は予想通り洗礼を受けましたが、時間と共に私の英語も徐々に形になってゆき、半年を過ぎる頃には自分の下には現地雇用の外国人スタッフが20人程おり、なぜか私は彼らからボスと呼ばれていました。
その時に海外の工事の楽しさを覚えたのだと思います。
約7年後に日本に異動となりましたが、日本に戻っても海外での仕事の楽しさがどうしても忘れられず、転職して再度シンガポールに戻りました。
そこで現地でフリーランサーとして働きながらいろいろな経験をしました。
外国人や私と同じように日系企業を辞めて現地でフリーの仕事をしている人と情報交換をしていた際に、KEIがフィリピン地下鉄工事のスタッフを募集していることを聞き入社を決意しました。

どんな仕事をしていますか?

KEI入社後、JICAが協力しているフィリピン国初の地下鉄工事(Metro Manila Subway Project)の設計プロジェクトに配属になり、その中で施工計画を担当しました。
現在は同プロジェクトの施工監理に従事しており、2029年中の開業に向けて日々努力しています。
2023年2月にはフィリピン国初のTBM(シールド機)が発進しました。
私の今までの20年間の海外工事経験の中で一番重要だと感じたことは、同じ境遇の人たちと意見交換を十分行い、少しでも不安感をなくしてみんなの実力が発揮できる環境を整えることだと思います。

入社してから/
目指していること

今後東南アジアでの都市インフラ整備の要となっていく工事は橋梁及び地下の鉄道工事だと思います。
KEIが今後の鉄道工事に今以上に参画し、更には今までKEIスタッフが経験したことのないTBM(シールドトンネル工事)等を含めた地下工事をKEIスタッフに教えて育成できたらと考えています。
さらにKEIは国際支店がマニラにあり、現地の状況をより近い位置から見ることができる会社だと思っています。